今春、地デジ再送信等の本格的な新サービスが始まるIPTV。普及、成功への鍵!!
IPTVサービス/ビジネスの最新動向
★欧州、米国、韓国等の海外で目覚しい発展を遂げるIPTVの国内外動向、法規制、ビジネスの行方について具体的に解説!!
■日時 2月14日(木) ■会場 メディアボックス会議室 ■受講料 1名につき 39,000円 10:00〜16:45 (東京都新宿区西新宿1-9-18) (消費税込み、テキスト・昼食代含む) |
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●講師 且O菱総合研究所 社会システム研究本部 情報通信政策研究グループ グループリーダー 中村 秀治氏 |
【経歴・活動】 1983年北海道大学工学部卒業、1985年北海道大学大学院環境科学研究科修了、 同年且O菱総合研究所に入社。 1998年から地上放送デジタル化政策支援、IPv6次世代インターネット事業化支援、 ワイヤレスブロードバンド政策、地域情報化事業支援等による新しい地域社会基盤 形成に関する領域を開拓。 現在は、IPTV、デジタル放送、IPv6、WiMAX、次世代社会基盤等に取り組む。 〔論文〕地上デジタル放送の開始にあたって市場・行政面からのアプローチ、および、 技術面からのアプローチ(情報処理学会誌)、他。 〔受託研究関連〕地上デジタル放送がもたらす地域社会への影響に関する調査研究 (総務省)、IPTVの動向に関する調査研究(マルチメディア振興センター)、次世代 ネットワーク(NGN)基盤技術の研究開発計画策定(情報通信研究機構)、デジタル ・インフォマーシャル・サービスに関する調査研究(経済産業省)等。 |
【講師のお言葉】 わが国のIPTVフォーラムの動きが本格化してから一年が過ぎました。FTTH、ADSL、モバイル、そして、 送出技術、端末技術、コンテンツだってアニメを軸に十分に最先端の品質を誇ります。しかしながら、どこが 拙いのか、日本のIPTVは世界各国の後塵を拝しており、なかなか浮上してきません。地デジではISDB方 式がブラジルにしか売れず、欧州のDVB方式にすっかり席巻されましたが、モバイルテレビについては、ま だ、各国競争が始まったばかりという新しい事情もあります。そして、日本が開拓した薄型大画面テレビ市場 は、ゲーム機はもとより、ブロードバンド利用やテレビ電話等の周辺サービスを巻き込みながら展開を始めま した。ここには、従来の広告モデルがどう発展するかの期待があります。 本セミナーでは、世界各国のIPTV動向とそれをとりまく法規制の変化をふまえつつ、IPTVビジネスの行方 を占うことを目的とします。 |
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1.国内および海外におけるIPTV最新動向 (1) IPTVの定義の変化 (2) IPTVの類型的整理 (3) IPTV標準化団体の一覧 (4) IPTVフォーラム(日本) (5) Open IPTV Forum(欧州) (6) DVB-IPI(欧州) (7) その他主要な標準化団体の動向 (8) 米国でのIPTV事情 (9) 欧州でのIPTV事情 (10) 香港・アジアでのIPTV事情 (11) わが国でのIPTV最新動向 2.IPTVを巡る法規制動向 (1) 宙に浮いている米通信法大改正 (2) EU Copyright DirectiveとEUの動向 (3) 日本の法規制動向 (4) デジタルコンテンツ流通の活性化 (5) デジタルコンテンツ流通と法規制 (6) 放送/IPTVの各国規制機関 (7) IPTVに関する各国規制概要 (8) 放送番組製作・調達に係わる最新動向 (9) デジタルコンテンツ流通促進法を巡る動き (10) 今後の法規制の行方 3.IPTVビジネスの行方 (1) 垂直統合から水平分業に向かうネットビジネス (2) IPTVファンダメンタルズの読み方 (3) コンテンツサービス市場の動向 (4) 配信経路の問題 (5) ポータルサービスの動向 (6) 端末/ユーザーインターフェースの動向 (7) ユーザー意識の変化 (8) IPTV市場の現状 (9) IPTVビジネスのアーキテクチャ (10) IPTV戦略ビジネスプラットフォーム (11) 広告サイドからのIPTVの可能性 〈質疑応答〉 |