CO2・環境汚染、ユビキタス社会等直面する諸問題を一挙に解決する新世代、究極のエコ発電!!
国内外にみる環境発電(エネルギー・ハーベスティング)の
技術・開発動向と応用例及び今後の課題・展望
★講師が最近日本、世界各国の環境発電の現状・動向を本格調査した事例をもとに、最新技術動向、適用例、事業化等を詳説!!
■日時 5月15日(金) ■会場 メディアボックス会議室 ■受講料 1名につき 29,000円 13:00〜17:00 (東京都新宿区西新宿1-9-18) (消費税込み、テキスト代含む) |
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●講師 潟fータリソース シニア・アナリスト 竹内 敬治氏 |
【経歴・活動】 京都大学大学院修士課程(原子核工学専攻)を修了し、三菱総合研究所入社。通信 分野では、欧米・アジア・オセアニア諸国の規制等調査、各種通信技術/市場の分析・ 予測、サービス戦略策定、各種データ分析、各種システム設計・開発、郵政省長期増 分費用モデル開発などに従事。その他、エネルギー(電力、ガス、石油等)、公共、e- ビジネスなど様々な分野のプロジェクトに従事。OR・統計解析手法にも詳しい。 2005年5月、データリソース社シニア・アナリストに就任。近年は、通信とエネルギー の融合分野にフォーカスし、グリーンIT関連の委託調査も多数実施している。 2007年度、(財)機械振興協会経済研究所からの委託調査「日本発グローバル発信 型ユビキタスネット向けエネルギー変換デバイス調査」を実施。日本及び世界各国の 環境発電の現状・動向について、日本で初めて網羅的な調査を行った。 |
【講師のお言葉】 地球温暖化問題への対応のため、温室効果ガス排出量削減、さらには化石燃料依存からの脱却が求められ ている。持続可能な低炭素社会の実現には、環境に存在する自然エネルギーを電力に変換する環境発電技 術が鍵となる。
また、「いつでも、どこでも、誰でも、何でも」ネットワークにつながるユビキタスネット社会の実現 のためにも、電池の取り換えや廃棄の問題を解決できる環境発電技術が必須となる。周りの環境からエネルギ ーを収穫(ハーベスト)して電力(μW〜W程度)に変換する環境発電技術は、エネルギー・ハーベスティング と呼ばれ、世界的に注目を集めている。
しかしながら、その研究開発や事業化は欧米が先行し、日本は後れ をとっているのが現状である。 本講座では、様々な環境発電技術と適用例を俯瞰し、分かりやすく解説するとともに、どのような条件で、どの 発電方式が最も有利なのか、技術開発の課題、将来有望な市場等、事業化のポイントにも言及する。 |
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1.環境発電技術の重要性 (1) 環境問題への対応 (2) ユビキタスネットの実現 (3) 日本発グローバル展開の可能性 2.環境発電のニーズ (1) 分散電源 ―太陽発電/風力発電/水力発電/波力・潮力発電/地熱発電/その他 (2) ユビキタスネット向け電源 ―ワイヤレスセンサーネットワーク/ビルディングオートメーション/ 自動車/人体ネットワーク/コンシューマエレクトロニクスとIT (3) ユビキタスネット向け電源に求められる要件 ―出力・エネルギー/パワー密度・エネルギー密度/蓄電技術/ 電圧変換技術/無線技術/非送信技術/コスト/その他 3.ユビキタスネット向け電源技術 (1) エネルギー変換技術の大分類 ・開放系 ―熱機関/燃料電池/常温核融合/その他 ・閉鎖系 ―環境発電 ・独立系 ―一次電池/原子力電池/その他 (2) 環境発電(エネルギー・ハーベスティング)技術 ・電磁エネルギー利用 ―太陽電池/レクテナ/電磁誘導/磁場共鳴/焦電効果/その他 ・力学的エネルギー利用(1) ―電磁誘導/圧電/静電/エレクトレット ・力学的エネルギー利用(2) ―振動発電/相対運動発電/流体発電 ・熱エネルギー利用 ―熱電発電(ゼーベック効果/ネルンスト効果)/熱イオン発電/ 熱光発電/熱音響発電/その他 ・バイオ関連 ・ハイブリッドシステム (3) 周辺技術 ―整流/電圧変換/蓄電/省電力無線/その他 4.環境発電に対する政策支援動向 (1) 日本 ―NEDO/文部科学省/その他 (2) 米国 ―DARPA/米海軍研究所/NASA/DOE/NSF/その他 (3) 欧州 ―Fraunhofer/IMTEK/FP6/FP7/その他 5.国内有望技術 6.事業化に向けた課題と展望 〈質疑応答〉 |