次世代を担う画期的な新技術、新製品が開発、市場投入され、本格普及に向け活発化!!
実用化進むワイヤレス充電・給電技術/
システムの開発動向と応用例及び今後の展開
★発売相次ぐQi規格製品の最新動向及び電気自動車等への応用を目指す電磁誘導、共鳴方式の技術開発動向!!
■日時 7月7日(木) ■会場 メディアボックス会議室 ■受講料 1名につき 39,000円 9:40〜17:00 (東京都新宿区西新宿1-9-18) (消費税込み、テキスト代含む) 昼食弁当付(サービス) |
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WPC準拠ワイヤレス充電用チップセットの開発・技術動向と応用例及び今後の展開 |
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日本テキサス・インスツルメンツ マーケティング/応用技術統括部 パワーアプリケーション主任技師 惠美 昌也氏 7月7日 9:40〜10:40 |
1.WPC準拠ワイヤレス充電技術 (1) ワイヤレス充電技術の概要 (2) WPCの活動内容と動向 2.テキサス・インスツルメンツのワイヤレス充電用チップセット (1) bqTESLA製品 (2) bqTESLAの構成と動作原理 3.WPC仕様書の解説 4.ワイヤレス充電技術の今後の展開 (1) ターゲットアプリケーション (2) パソコン、電気自動車等への展開 5.開発キットとデモンストレーション 〈質疑応答〉 |
コンビニエントパワー社にみるWPC準拠ワイヤレス充電機器の開発・技術動向と応用例及び今後の展開 |
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エム・シー・エム・ジャパン 取締役 工藤 雅道氏 7月7日 10:50〜11:50 |
ワイヤレス給電の標準規格がWPCによって昨年リリースされました。 規格に準拠した製品として世界で最初に販売開始されたのがコンビニエン トパワー社により設計開発されたトランスミッターとレシーバーです。 エム・シー・エム・ジャパンはコンビニエントパワー社の代理店として活動し ており、日本でも4月よりiPhone4用製品の販売が開始されました。 また、現在多くの携帯機器メーカーが、携帯端末の位置自由度の高いコン ビニエントパワー社のコイルアレイ技術の採用を検討されています。 1.ConvenientPower社概要とWPC活動 2.WPC準拠ワイヤレス給電技術 (1) レシーバー (2) トランスミッター (3) 電波法 3.製品と今後の展開 (1) コイルアレイ方式 (2) ワイヤレス給電パッド「Dragon」 (3) 今後の製品展開 4.ワイヤレス充電市場予測 〈質疑応答〉 |
シート状通信媒体を用いたワイヤス給電技術/システムの開発・技術動向と応用例及び今後の展開 |
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独立行政法人 情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク研究所ディペン ダブルワイヤレス研究室主任研究員 張 兵氏 7月7日 12:30〜13:30 |
ここ数年近傍界伝送によるワイヤレス給電技術の研究開発は活発に なってきている。表面型ワイヤレス給電技術はシート状通信媒体を電 磁波が伝搬することにより電力給電を行うものである。 本技術は高速・広帯域な通信とワイヤレス給電の両方を同時に行うこ とができ、なおかつ端末ごとの配線が不要で電波が空間に広がらない ことから、高セキュリティ性と利便性を兼ね備えており、広範な分野で の活用が期待できる。 1.表面型ワイヤレス給電技術の概要 2.同一周波数で通信・給電を行うセンサシステム 3.多点入力の位相制御による効率的な給電技術 4.ワイヤレス電力伝送制御と今後の展開 〈質疑応答〉 |
磁界共鳴方式ワイヤレス給電技術/システムの開発動向とEVへの応用及び国際標準化の動き |
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元 長野日本無線 基盤技術本部長 横井 行雄氏 7月7日 13:40〜14:40 |
ワイヤレス給電は、数W程度の携帯機器向けの標準化が進展し、携帯 電話用が市場に登場して、普及の機運が高まってきている。 一方で量産型EV(電気自動車)の注目度が大震災を契機に大いに高 まり、それを支える充電システムの検討・整備が進み始めている。 磁界共鳴ワイヤレス給電技術は、将来的にこのEV充電システムの要 を支えることが期待されている。 この技術の優位性およびEV向け大出力機の動向について述べる。 EV充電システムとそれを補完する高度ネットワーク管理を含めた今後 の展開、更に急速に動き始めた国際標準化の動向について解説する。 1.ワイヤレス給電の動向と技術概要 2.磁界共鳴型ワイヤレス給電技術の最新動向と優位性、課題 3.実用化の課題 ―安心・安全の確保 4.EV(電気自動車)向けた開発動向 5.今後の展開と本格普及に向けて ―動き出した標準化 〈質疑応答〉 |
EV・PHV向けワイヤレス給電システムの概要・開発動向と今後の展開 |
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パイオニア カー技術部第1開発部 開発5課長 漆畑 栄一氏 7月7日 14:50〜15:50 |
昨今の環境対応においてPHV・EVなどの自動車に対する期待が急速に 高まっている。 これらを支える充電インフラとして電磁誘導方式のワイヤレス給電技術は、 最も早い段階での実用化が可能な技術の一つとして有望視されている。 この技術を使用したワイヤレス給電システムの優位性や成立性、更には ワイヤレス給電ならではの通信を利用したネットワークの発展性など今後 の可能性について解説する。 1.ワイヤレス電力伝送技術の概要と動向 2.パイオニアの電磁誘導ワイヤレス給電システムの開発状況 3.実用化に向けた課題 4.今後の展開 〈質疑応答〉 |
非接触給電における電磁場-回路解析技術の開発動向と適用事例及び今後の展開 |
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アンシス・ジャパン 技術部第4グループ アプリケーションエンジニア 古賀 誉大氏 7月7日 16:00〜17:00 |
コンピュータの高性能化・高度化に伴い、現在数多くのCAEツールが単なる研究・ 解析の用途を超えて、実際の設計現場で製品開発のために活用されている。 この数年の間に急ピッチで技術開発が始まっている非接触給電技術においてその 中心となるトランス(アンテナ)設計には電磁界解析ツールだけでなく回路解析ツー ルも用いられている。各社から販売されている数多くのこれらツールがある中、どの ような点に注意してどれを使用するのがもっとも効率的な設計業務の達成に寄与で きるか、特徴や注意点、適用事例について紹介する。 1.適した電磁界解析ツールの選び方 ―高周波向けツールと低周波向けツールの違い 2.回路解析ツールとの連携の必要性 ―電磁場-回路 連成解析 ―連成方式と落とし穴 3.電磁誘導方式EV向け非接触給電システムへの適用事例 4.磁気共鳴方式給電システムへの適用事例 5.今後の解析技術の展開 ―マルチフィジクスとシステムレベル シミュレーション 〈質疑応答〉 |
【主催】日本技術情報センター TEL 03-3374-4355 ホームページ
http://www.j-tic.co.jp 〔2011年開催〕