期待される巨大市場に向けて、早期実用化・普及を実現する新技術の開発が急速に進む!!

新提案相次ぐ次世代ワイヤレス給電・電力伝送

技術/システム概要・開発動向応用及び今後展開

電界結合、磁界結合共振、双方向給電の話題の新提案技術。磁界共鳴方式の事業化動向。電磁界の人体影響!!

■日時 9月26日(月)   ■会場 メディアボックス会議室   ■受講料 1名につき 39,000円

9:40〜17:00    東京都新宿区西新宿1-9-18      (消費税込み、テキスト代含む) 昼食弁当付(サービス)

電界結合ワイヤレス給電技術/システムの概要・開発動向と応用及び今後の展開

宇都宮大学

大学院工学研究科

准教授

 

船渡 寛人

 

9月26日 9:40〜11:10

   ワイヤレス給電システムとして、現在磁界結合が主流を占めている。もう一つの

   選択肢として電界結合が考えられるが、電力伝送密度が低いと考えられ研究が

   進んでいない。 接合部の静電容量が低いことが電力伝送密度向上の妨げとな

   っており、LC共振を利用する方法がこれまで提案されている。LC共振ではイン

   ダクタが必要となるが、インダクタは重く高コストであり、浮遊容量の影響で高周

   波特性に優れるものの製作が難しい、等の問題がある。

   本講では、まず始めに、電界結合ワイヤレス給電の原理と磁界結合との相違点

   を簡単に説明した後、電界結合ワイヤレス給電の主にLC共振を利用した取り組

   み例を紹介する。

   一方、宇都宮大学では電力変換技術を応用したアクティブキャパシタの研究を

   進めており、電界結合ワイヤレス給電と組み合わせることで電力伝送密度向上

   に成功した。本講の後半では、アクティブキャパシタを用いた電界結合ワイヤレ

   ス給電システムの特徴と電力変換の観点から見た特質について紹介する。

 

  1.電界結合ワイヤレス給電の概要

  2.電界結合ワイヤレス給電の事例(竹中工務店の取り組み含む)

  3.アクティブキャパシタとは?

  4.アクティブキャパシタを用いた電界結合ワイヤレス給電システム

  5.今後の展望

              〈質疑応答〉

0オーム定電圧源による磁界結合共振型ワイヤレス給電システムの設計法と具体例及び今後の展開

潟潟ーテック

代表取締役

龍谷大学理工学部教授

 

粟井 郁雄

 

9月26日 11:20〜12:50

  中ないし大電力用途のワイヤレス給電(WPT)においては高効率性が最も

  重要な技術課題である。そのようなシステムの電源回路には当然高効率が

  求められ、スイッチング電源が用いられる。 然るにスイッチング電源の出力

  インビーダンスは 0オームに近く、50オーム電源等に適したSパラメータ解

  析は用いることが出来ない。

  従来低出力インピーダンスのインバータを電源とする電磁誘導型WPTシス

  テムでは力率1を目指した電圧/電流解析が行われてきたが、 “磁界共鳴”

  型WPTシステムには帯域通過フィルタ理論を用いた設計法が有効であろう

  と思われる。

  本講座ではその導出の概要を述べ、使用法を説明する。

 

  1.設計理論の導出

       (1) 原型ローパスフィルタ

       (2) 回路変換     (4) WPTシステムのパラメータ

       (3) 周波数変換     (5) 設計法

  2.設計例

       (1) 2段基本システム   (3) 負荷インピーダンスの変換

       (2) 3段リピータ回路

  3.オシロスコープによる測定

       (1) 共振器特性    (2) WPTシステムの効率

              〈質疑応答〉

双方向非接触給電技術/システムの概要・開発動向と応用・試作例及び今後の展開

財団法人 電力中央研究所

電力技術研究所

電力応用領域主任研究員

 

名雪 琢弥

 

9月26日 13:40〜14:40

  EVの次世代充電として、安全性・利便性から非接触給電の関心が高い。

  加えて EVに搭載される二次電池は、モータ駆動のみならず、太陽光発電

  の余剰電力吸収や災害時の電力供給等にも適用できる可能性があるため、

  今後は双方向性についても求められる。

  また、非接触給電のうち磁気共鳴方式は、電磁誘導方式と比べて伝送距離

  を拡大できる可能性があるため、特に関心が高い。

  二方式の設計上の差異を明確にすることで、EVへの技術的見通しを得る。

 

  1.双方向非接触給電の基本回路

  2.kW級双方向非接触給電システム

  3.磁気共鳴方式の電気回路的アプローチ

  4.kHz帯磁気共鳴方式による非接触給電システム

  5.電磁誘導方式と磁気共鳴方式の差異

              〈質疑応答〉

事業化に向けた磁界共鳴方式ワイヤレス給電の最新動EVへの応用及び国際標準化の動き

元 長野日本無線

取締役基盤技術本部長

 

横井 行雄

 

9月26日 14:50〜15:50

  EVが本格的普及期に入ったこと、東日本大震災で自然エネルギーの重要性

  が改めて認識され、スマートエネルギー、スマートシティ構想が活発化してき

  たこと等を追い風に、電力のワイヤレス伝送の実用化・事業化の動きが、世界

  的に高まってきている。

  本講では、 期待されるワイヤレス給電の事業化シーンについてこれまでの動

  きと、今後の社会的な役割を踏まえた方向性について述べる。 次に、普及期

  に入ったEVに向けた実用化の動きと、事業展開に必須となる、国際標準化の

  動きを解説する。

 

  1.ワイヤレス給電の事業化シーン

       (1) スマートシティとパーソナルモビリティ

       (2) EVと給電ネットワーク化

  2.EVに向けた実用化の動き

       (1) 電磁誘導方式と磁界共鳴方式の動向

       (2) 長野日本無線の磁界共鳴ワイヤレス給電実用化

       (3) 事業化に向けた課題: 安全・安心のシステム化

  3.国際標準化の動向

       (1) 日本: ワイヤレス電力伝送技術利用に関するガイドライン

       (2) 米国・韓国の動向

       (3) 国際的な動向: IEC、ISO

              〈質疑応答〉

ワイヤレス電力伝送における電磁界の生体影響と安全性及び今後の展望

独立行政法人 情報通信研究機構

電磁波計測研究所

電磁環境研究室主任研究員

 

和氣 加奈子

 

9月26日 16:00〜17:00

  ワイヤレス電力伝送は電磁エネルギーを空間に伝送させて用いる技術で

  あり、 このようなシステムにより人体がさらされる電磁界の生体安全性を

  確認することは重要な課題のひとつである。

  ここでは電波防護指針を紹介するとともに、ワイヤレス電力伝送における

  ばく露評価の事例を紹介する。

 

  1.ワイヤレス電力伝送システムの特徴

  2.電磁界の生体影響

  3.電波防護指針

  4.ワイヤレス電力伝送におけるばく露評価事例

              〈質疑応答〉

                             【主催】日本技術情報センター  TEL 03-3374-4355  ホームページ http://www.j-tic.co.jp  〔2011年開催〕

 

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