Qi準拠機器が続々と発売され本格普及期を迎えた非接触給電・電力伝送の更なる発展に向けて!!

携帯・小型機器におけるワイヤレス給電・電力伝送

技術/システム開発動向応用例及び今後展開

スマートフォン、タブレット端末、ノートPC等の小電力機器向けワイヤレス電力伝送/アンテナ技術の新開発相次!!

■日時 2月28日(火)   ■会場 メディアボックス会議室   ■受講料 1名につき 39,000円

9:50〜17:00    東京都新宿区西新宿1-9-18      (消費税込み、テキスト代含む) 昼食弁当付(サービス)

携帯・小型機器用アンテナ開発の課題、設計例とそれらを用いたワイヤレス電力伝送への適用法及び今後の展開

中部大学

大学院工学研究科

教授

 

常川 光一

 

2月28日 9:50〜11:20

  携帯小型機器では通信用アンテナ自体の設計に独自のノウハウが必要

  です。一方、近年携帯電話から小型PCへと変化してきたこれら機器は電

  力消費も増え、適宜容易なワイヤレス電力伝送による充電が有用です。

  通信用アンテナの設計は 近傍物体が存在する中での小型アンテナの最

  適設計法であり、ワイヤレス電力伝送における実用上の設計条件との共

  通点も多くあります。 また、アンテナには多共振設計や広帯域技術が適

  用されており、これらの技術を応用してワイヤレス電力伝送用アンテナと

  して使用することも可能と考えられます。 究極の小型化が図られている

  現携帯・小型機器では 通信用アンテナとワイヤレス電力伝送用アンテナ

  の共用は大変有効です。

  本講演では、まず通信用アンテナの設計条件を示した上で、設計法、開発

  例を示し小型アンテナの課題を明らかにします。その上で通信用アンテナ

  のワイヤレス電力伝送の可能性について説明します。具体的には板状逆

  Fアンテナでの電力伝送を検討した結果を示します。

 

  1.携帯電話用アンテナの設計条件

  2.小形化や近傍物体、人体による劣化と対策

  3.ワイヤレス電力伝送への展開

  4.今後の展望

              〈質疑応答〉

超音波方式及び電磁波方式ワイヤレス電力伝送におけるレクテナ技術と今後の展開

岡山大学

大学院自然科学研究科

助教

 

藤森 和博

 

2月28日 11:30〜12:30

  ワイヤレス電力伝送(WPT)は、電磁波を媒体とした送電技術であり、宇宙

  太陽発電システムのような長距離送電から、磁界結合のような近距離送電

  にいたるまで、様々な研究開発が精力的に行われている。電磁波を用いる

  性質上、生体の安全性確保、水のような損失性媒質への適用等、 解決が

  困難と考えられる課題が多く残されている。

  これらの問題を解決する技術の一つとして提案されている超音波方式ワイ

  ヤレス電力伝送を紹介するとともに、電磁波方式に対する位置付けや現在

  検討がすすめられているアプリケーションについても紹介する。

 

  1.超音波方式ワイヤレス電力伝送の概要

  2.電磁波方式との対比

  3.ワイヤレス電力伝送用トランスデューサの設計

  4.超音波方式ワイヤレス電力伝送の応用

  5.今後の展開

              〈質疑応答〉

携帯・小型機器における共振型ワイヤレス電力伝送技術/システムの概要・開発動向と応用及び今後の展開

龍谷大学

理工学部電子情報学科

教授

 

石崎 俊雄

 

2月28日 13:15〜15:15

  共振型無線電力伝送システムにおいて移動可能端末に小電力を自在に

  供給したいという需要が強くある。例えば、携帯電話端末の充電やノート

  PCへの給電などがそうである。 従来の無線電力伝送では、効率良く給

  電するためには端末の位置に対しての制約が厳しく、自由に移動できる

  無線のメリットが活かせていない。

  本講座では、2次元でフリーアクセス可能な小電力伝送システムの概要

  を述べ、 研究開発の現状と技術的な課題を明らかにするとともに、今後

  の展開について説明する。

 

  1.共振型ワイヤレス電力伝送の技術課題

       (1) 共振周波数変動

       (2) 無負荷Q値の劣化

  2.2次元フリーアクセス技術

       (1) システムの概要

       (2) 最大伝送距離と横方向スライドの要件

       (3) 受信コイルの小型化

       (4) 送信コイル形状の最適化

       (5) 端末の傾き角の影響

  3.システム特性評価

       (1) システム設計例

       (2) 効率評価と低損失化の検討

  4.残された技術課題と今後の展望

              〈質疑応答〉

携帯・小型機器用電界結合ワイヤレス給電技術/システムの概要・開発動向と応用及び今後の展開

宇都宮大学

大学院工学研究科

准教授

 

船渡 寛人

 

2月28日 15:30〜17:00

  ワイヤレス給電システムとして、現在磁界結合が主流を占めている。もう一つ

  の選択肢として電界結合が考えられるが、電力伝送密度が低いと考えられ研

  究が進んでいない。 接合部の静電容量が低いことが電力伝送密度向上の妨

  げとなっており、LC共振を利用する方法がこれまで提案されている。LC共振

  ではインダクタが必要となるインダクタは重く高コストであ、浮遊容量の影

  響で高周波特性に優れるものの製作が難しい、等の問題がある。

  本講では まず始めに、電界結合ワイヤレス給電の原理と磁界結合との相違

  点を簡単に説明した後、電界結合ワイヤレス給電の主にLC共振を利用した取

  り組み例を紹介する。

  一方、宇都宮大学では電力変換技術を応用したアクティブキャパシタの研究を

  進めており、電界結合ワイヤレス給電と組み合わせることで電力伝送密度向上

  に成功した。 本講の後半では、アクティブキャパシタを用いた電界結合ワイヤ

  レス給電システムの特徴と電力変換の観点から見た特質について紹介する。

 

  1.電界結合ワイヤレス給電の概要

  2.電界結合ワイヤレス給電の事例(竹中工務店の取り組み含む)

  3.アクティブキャパシタとは?

  4.アクティブキャパシタを用いた電界結合ワイヤレス給電システム

  5.今後の展望

              〈質疑応答〉

                             【主催】日本技術情報センター  TEL 03-3374-4355  ホームページ http://www.j-tic.co.jp  〔2012年開催〕

 

戻る