<基礎コース> 最近の技術・開発動向を交えながらわかり易く解説!!
アダプティブアレーアンテナ
【第3回開催】
★高いアンテナ利得と優れた電波干渉除去能力を持つAdaptive Array Antenna。次世代移動通信、WiMAXへの応用進む!!
■日時 9月1日(金) ■会場 メディアボックス会議室 ■受講料 1名につき 39,000円 10:30〜16:45 (東京都新宿区西新宿1-9-18) (消費税込み、テキスト・昼食代含む) |
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●講師 名古屋工業大学大学院 情報工学専攻教授 菊間 信良氏 工学博士 |
【経歴・活動】 昭和57年、名古屋工業大学工学部電子工学科卒業。昭和62年、京都 大学大学院工学研究科博士課程修了。同年同大学工学部助手。昭和 63年、名古屋工業大学工学部助手。平成2年、同大学講師。平成4年、 同大学助教授。平成13年、同大学教授、現在に至る。工学博士。 アダプティブアレーアンテナ、高分解能到来方向推定、多重波伝搬解 析、電磁界理論の研究に従事。第4回電気通信普及財団賞受賞。 著書:「アレーアンテナによる適応信号処理」、「アダプティブアンテナ 技術」など。 電子情報通信学会会員。IEEEシニア会員。 |
【講師のお言葉】 無線通信やレーダの分野でアレーアンテナによる適応的な多重波抑圧技術(あるいは合成技術)及び 干渉除去技術が昨今注目を浴びています。 本セミナーでは、アレーアンテナを用いた適応信号処理技術、すなわちアダプティブアレーアンテナと 到来方向推定法の基本原理を習得することを目的とします。 アダプティブアレーアンテナの重み付けを決定するための評価関数は、予備知識の種類に応じて設定 され、異なったアルゴリズムを成すので、まず各々のアルゴリズムの特徴を理解することを目指します。 そして代表的は最小2乗法(MMSE)を規範としたアダプティブアレーアンテナについて詳しく説明します。 さらに後半では、アダプティブアレーアンテナの不要波除去能力を利用した高分解能な到来方向推定 法(MUSIC)へと発展させて行きます。 最後に、これらに関する最近の技術動向(適用例)及び将来展望についてもふれます。 |
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1.アレーアンテナの基本とアダプティブアレーアンテナの概要 (1) アレーアンテナの基本 (2) アダプティブアレーアンテナの概要 2.最小2乗法を規範としたアダプティブアレーアンテナ (1) 基本原理 (2) 最適ウエイト (3) 最適化アルゴリズム (4) 参照信号について 3.その他のアダプティブアレーアンテナ (1) NSNアダプティブアレーアンテナ (2) DCMPアダプティブアレーアンテナ (3) PIアダプティブアレーアンテナ (4) CMAアダプティブアレーアンテナ 4.アレーアンテナによる到来方向推定の概要 (1) Beamformer法 (2) Capon法 5.指向性のヌルを利用した方向推定:MUSIC法 (1) 線形予測法 (2) 最小ノルム法 (3) MUSIC法 6.最近の技術動向(適用例)と将来展望 (1) 最近の動向と適用例 (2) 将来展望 〈質疑応答〉 |