3D造形用銅合金・純銅材料の開発動向と金属3Dプリンタによる部品造形技術・事例〈Zoomセミナー〉〔4月15日開催〕

金属3Dプリンタ/アルミ合金粉末を駆使したアルミニウム部品の造形技術と適用事例〈Zoomセミナー〉 〔4月9日開催〕

最近開催のZoomオンラインセミナー一覧=金属3Dプリンタ、セラミックス3Dプリンタ、ダイカスト/プラスチック金型、銅材料・部品、

アルミ合金粉末・部品、3Dスキャナ、点群データ、リバースエンジニアリング・検査、トポロジー最適化、ジェネレーティブデザイン等

《 新たに上記の金属3Dプリンタ等のセミナー(2024年)を開催。 開催内容は下線の部分をクリックしてご覧ください 》




Zoomオンラインセミナー (半日コース)

※受講者の方のパソコン、タブレット、スマホからご参加できます。 質問時間もあります。
(お送りしますZoomミーティングURLをクリックしていただくだけで簡単に視聴が可能です)
 


3D造形性に優れた銅合金粉末が開発され、金属3Dプリンタを駆使した部品の試作・製造が始まる!!

積層造形適した銅合金粉末開発動向金属3D

プリンタによる部品造形技術事例及び今後展開

《 高いレーザ吸収率と純銅に準ずる高導電性・高熱伝導性の銅合金粉末、世界初の鉄銅合金粉末を新開発 》
《 金属3Dプリンタによる複雑形状・一体造形、ハイブリッド造形で銅合金の部品を低コストで短期試作・製造

  
 

【 今まで困難だった銅合金の革新的な部品の創出、部品点数の大幅削減、軽量小型化、低コスト化を実現 】

高いレーザ吸収率、純銅に近い導電性/熱伝導性と高密度・高強度造形を可能にする革新的銅合金粉末を新開発

鉄:銅=9:1の世界初金属3Dプリンタ用鉄銅合金粉末を新開発。硬度・強度・熱伝導に優れた低価格次世代粉末

鉄銅合金の粉末を用いて極薄、極細の造形ができるため、大手メーカより高い評価を得るコネクタ部品の造形事例
金属3Dプリンタの一体造形で加熱コイルの最弱部のろう付けを無くし、コイル寿命の安定・向上、短期製作を図る

異種金属、機械加工部品との組み合わせによるハイブッド造形で、コストの低減、製作期間の短縮を実現した事例

●トポロジー最適化で同定された形状を金属3Dプリンタで造形し焼入れ。高周波焼入れ用加熱コイルの開発に活用

加熱コイル、コネクタ、熱交換器、ヒートシンク等の熱伝導性、導電性が必要な複雑形状部品を短期開発・試作・製造
※金属3Dプリンタを活用した銅合金の短期部品試作・製造、量産をご検討、ご興味ご関心の初心者の方に平易に解説

★当セミナー以外に、「技術革新進む純銅材料対応新型金属3Dプリンタの開発動向と純銅部品の造形技術・事例」についてZoomオンラインセミナーを 9月14日(水)に開催いたします。




       

■日時 7月27日(水)    ■受講料 1名につき 24,000円   Zoomオンラインセミナー 〔2022年開催〕

      13:00〜17:20      (テキスト・資料代、消費税込み)    ※受講者の方のPC、タブレット、スマホからご参加できます

山陽特殊製鋼製金属3Dプリンタ用銅合金粉末の開発動向と造形技術・事例及び今後の展開

山陽特殊製鋼

粉末事業部粉末技術部

技術2グループ長

 

  澤田 俊之氏  

 

  7月27日 13:00〜14:00

 

銅は導電性および熱伝導性が高い金属であることから、電子回路における配線、コイル部品や放熱部品など様々な用途で利用される。これら用途において、特に複雑な3次元形状を有する部品への金属3Dプリンタの適用が注目されている。しかしながら、銅は3Dプリンタ装置に多く搭載されているYbファイバーレーザーの波長(約1μm)においてレーザー吸収率が低く、また高い熱伝導性のため溶融プールからの熱拡散が大きく、緻密な造形体を作製するために必要な熱エネルギーをレーザー照射部に与えることが困難である。
これに対し、当社では銅への各種元素の添加を検討し、元素の種類、添加量および造形条件を最適化することで高密度な銅合金造形体が得られることを明らかにした。さらに、この造形体に適切な熱処理を実施することで、高導電性、高強度が得られた。この開発の成果として、3Dプリンタ用の高導電性、高強度銅合金粉末の販売を開始した。

      

  1.銅粉末の3D造形における課題

  2.銅合金造形体の相対密度に及ぼす添加元素の影響

      (1) 添加元素種の検討

      (2) 添加量の検討

  3.銅合金造形体への熱処理の検討

      (1) ミクロ組織変化

      (2) 導電性、強度への影響

  4.当社の3Dプリンタ用銅合金粉末のラインナップ
  5.今後の展開

            〈質疑応答〉                 

 

金属3Dプリンタ用鉄銅合金粉末の開発動向と低価格機による部品造形技術・事例及び今後の展開

  

MTA合金

代表取締役

  

  柴田 徹郎氏

    

  7月27日 14:10〜15:00

       

弊社は様々な分野で使い勝手の良い鉄銅合金Multi Tool Alloyを開発致しました。近年EV、5Gの急激な普及により銅をはじめスズやニッケル等が急騰し、関連業界では代替材の検討が急がれています。MTA合金は鉄と銅の比率を調整することで機械・物理特性の調整が可能なため各種銅合金の代替材として注目されています。
そのMTA合金の中から鉄に銅を10%混ぜた「MTA-9100」の金属粉末は金属3D造形では難しいとされている銅合金の造形を可能にし、硬度・強度・熱伝導性において既存の粉末造形物にはない特性が出ております。このメリットを最大限生かしたコネクタ部品の試作造形は大手メーカー様から高い評価を頂いております。
今回は弊社の金属3D造形サービスを中心に弊社オリジナル低価格3Dプリンターの紹介、さらにはMTA合金の将来性について説明致します。

    

  1.MTA合金とは

  2.銅合金粉末の現状と今後

  3.MTA金属粉末の3Dプリンター造形研究

  4.コネクタ部品の3D造形試作事業 

  5.MTA低価格金属3Dプリンター紹介  

  6.MTAの熱伝導+硬度を両立する金型3D造形可能性 

            〈質疑応答〉          

       

銅合金粉末をいたSLMソリューションズ社製金属Dプリンによる部品造形技術と造形品・事例及び今後の展開

ティーケーエンジニアリング
取締役

高周波事業部長
      

  合屋 純一氏

  

  7月27日 15:10〜16:10

       

2018年より金属3Dプリンターでの高周波熱処理用の加熱コイルの造形を目指して開発をスタートし、2020年7月に金属3Dプリンターを導入した。
高周波熱処理用の加熱コイルは「銅」でできています。SLM方式においての銅系材料は、一般にその反射率の高さと熱伝導率の高さから入熱が阻害され、造形が難しいとされているが、「緻密な造形」、「面粗度の確保」、「アンダーカット形状への適用」、等が可能な造形パラメータの開発を行い、更に進化を続けています。加熱コイルを金属3Dプリンターで一体造形で製作することにより、加熱コイルの最弱部である「ろう付け」を無くし、コイル寿命の安定・向上が可能となり、熱処理工程の高効率化に繋がる。更に、製作期間の短縮、設計自由度の向上が可能となっている。
現在では、SLM280PSを2台所有しており、加熱コイルに留まらず各種銅製品の受託造形を行っております。
以上の内容につきまして詳細に解説いたします。

  

  1.金属3Dプリンターの導入経緯

  2.開発技術のポイント

  3.3Dプリンター造形コイルの優位性

      ―コイルの品質安定・向上、製作期間短縮、設計自由度向上
  4.3Dプリンター造形コイルの品質

  5.3Dプリンター造形コイルを用いて高周波焼入れした製品の品質

  6.造形事例(ハイブリッド造形含む)

      (1) 造形品・事例(移動焼入コイル、外径定置焼入コイル、内径焼入コイル等)

      (2) 造形品・事例(異種金属、機械加工部品と組み合わせたハイブリッド造形)

  7.「トポロジー最適化+積層造形」の加熱コイルへの適用    

            〈質疑応答〉 

 

銅合金粉末を用いた3Dシステムズ社製金属3Dプリンタによる部品造形技術・事例及び今後の展開

鰍nDEC

AM事業部
グループリーダー
      

   竹越

  

  7月27日 16:20〜17:20

  

一般的にAM(金属積層)造形において、銅合金粉末は造形が難しい材質として知られています。材料価格や造形仕上がりなど、様々な課題は存在しますが、銅合金でのAM(金属積層)が実現できれば、ヒートシンクや水冷機構部品、銅コイルなど高い導伝性が求められるアプリケーションへのAM適用に期待ができます。
ODEC社は、AMのサービスビューローでありながら、「二次加工(機械加工)まで一貫対応できる」という特長を持った、数少ない企業の一社です。3Dsystems社の金属3Dプリンターを保有し、造形ノウハウの蓄積及び銅合金粉末のAM造形に取り組んでまいりました。
このような開発に至った経緯や、結果として実現できたこと、また今後の課題などを、失敗事例などを交えながら、皆様にご説明させていただければと思います。

      

  1.AM(金属積層)を始めた経緯

  2.PBF法によるAM造形のメリット・デメリット

      (1) AM(金属積層)造形方式の分類

      (2) PBF法のメリット・デメリット

  3.3Dsystems社製ProXDMP200の能力

      (1) ProXDMP200の特長

      (2) 造形可能な金属粉末材料

  4.銅合金粉末の材料(パラメータ)開発へのチャレンジ  

      (1) 材料開発にチャレンジした経緯

      (2) 材料(パラメータ)開発とは

      (3) 独自パラメータ開発により実現できたこと
  5.銅合金で実現するAMアプリケーション例

  6.銅合金のAM造形における課題と今後の展開

            〈質疑応答〉                 

 

 

【主催】日本技術情報センター TEL 03-5790-9775  ホームページ http://www.j-tic.co.jp  〔2022年開催〕

吉田 賢が始めた翁のブログ⇒ http://takashi-jtic.at.webry.info/

〔金属・セラミックス3Dプリンタの活用技術・事例、RPA、3D CAD・CAE、ジェネレーティブデザイン等を記しています〕

 


 【今後開催(2024年)の注目セミナー】

 ※最近話題の最先端セミナーを下記の通り開催致します。

水面下で開発が進むセラミックス3Dプリンタ/材料の最新動向と造形技術・事例〔Zoomセミナー〕(3/26)
BLK360・iPhone LiDARによる点群取得超入門講座〔取得方法、使い分け等〕〔Zoomセミナー〕(4/3)
金属3Dプリンタ導入・運用上のポイントと金属部品・金型の斬新な造形技術・事例〔Zoomセミナー〕(4/4)
金属3Dプリンタ/アルミ合金粉末を駆使したアルミニウム部品の造形技術・事例〔Zoomセミナー〕(4/9)
先進ユーザにみる金属3Dプリンタによるプラスチック金型の短期・高品質製作〔Zoomセミナー〕(4/10)
金属3Dプリンタ/合金粉末を駆使したダイカスト金型の短期製作技術と造形事例〔Zoomセミナー〕(4/12)
3D造形用銅合金・純銅材料の開発と金属3Dプリンタによる部品造形技術・事例〔Zoomセミナー〕(4/15)
バインダージェット方式金属・セラミックス3Dプリンタの開発動向と造形技術・事例〔Zoomセミナー〕(4/16)
トポロジー最適化/ジェネレーティブデザインで超軽量、コスト削減<体験付>〔Zoomセミナー〕(4/17)
先進ユーザの3Dスキャナ/レーザトラッカ等を駆使したリバースエンジニアリング・検査〔Zoomセミナー〕(4/18)
用途拡大するセラミックス3Dプリンタ/材料の開発動向と部品造形技術・事例〔Zoomセミナー〕(4/23)

       

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企画・セミナー統括責任者:吉田 賢 <ご質問、お気づきの点がございましたら、お気軽にお問い合わせください>