Zoomオンラインセミナー (半日コース)

※受講者の方のパソコン、タブレット、スマホからご参加できます。 質問時間もあります。
(お送りしますZoomミーティングURLをクリックしていただくだけで簡単に視聴が可能です)

 

従来の加工法では不可能な3D自由水管、複雑形状一体造形、ポーラス造形で “不良・トラブルを激!!

金属3Dプリンタ/合金粉末駆使したイカスト金型

短期・高品質製作技術造形事例及び今後展開

《金属3Dプリンタでしか実現できない優れた特徴を活かし革新的な金型を製作して他社製品と大きく差別化を図る 》
《金属3Dプリンタ用合金粉末で先行する山陽特殊製鋼。高い製作技術力を誇る J・キャステックの革新的事例 》
《 成形冷却時間の大幅短縮と大型金型の3D造形が可能な高熱伝導性ダイカスト金型用合金粉末を新開発 》
《 金属3Dプリンタを駆使して、様々なダイカスト金型用コアピン、入子の短時間・低コスト・高品質製造を実現 》
《 3D水管造形、ポーラス造形により、今までの様々な不良・トラブルを抑制・防止、成形サイクルタイムを激減 》

《 複雑形状・一体造形により、斬新な金型の創出・製作と部品点数の劇的な削減、軽量小型、低価格化を達成 》

      




    

■日時 10月23日(水)   ■受講料1名につき 19,000円    Zoomオンラインセミナー 〔2024年開催〕

       13:00〜17:00      テキスト含む、消費税込み)    ※受講者の方のPC、タブレット、スマホからご参加できます

金属3Dプリンタ向け高熱伝導性ダイカスト金型用合金粉末の開発状況と今後の展開

山陽特殊製鋼

粉末事業部粉末技術部

技術2グループ長

 

   相川 芳和

 

  10月23日 13:00〜14:00

 

ダイカスト金型への3Dプリンタの適用が進んでいる。複雑な形状を一度の造形で作製できるとともに、従来の切削による方法では不可能であった、三次元形状の内部水管を配置できることで、金型表面を効率よく冷却し、金型の損傷軽減やダイカスト製品の製造サイクル向上が期待できる。
一般に溶製材で多くダイカスト金型に用いられるダイス鋼(SKD61)は、3D造形ままでの硬さが過度に高く、特に大型金型を造形する際に発生する応力により、造形体やベースプレートとの界面にクラックを発生してしまう。したがって、3Dプリンタによるダイカスト金型には造形ままの硬さが低いマルエージング鋼が多く用いられる。一方、マルエージング鋼はダイス鋼より熱伝導率が低く、金型冷却に劣る。
これら背景から、当社では造形まま硬さが低く、造形時の熱応力が小さいことで造形割れを発生しにくいダイス鋼と、熱伝導率の高いマルエージング鋼の両面から材料開発を行い、S-MECTM シリーズとして商品化した。

 

  1.3Dプリンタによるダイカスト金型用鋼の課題

  2.当社ダイス鋼粉末 S-MECTMリーズの開発状況

      (1) 高熱伝導ダイス鋼 S-MECTM40D

      (2) 高熱伝導・低熱ひずみダイス鋼 S-MECTM34D

      (3) 高熱伝導マルエージング鋼 S-MECTM24M

  3.造形技術・事例

  4.まとめと今後の展開

            〈質疑応答〉

 

EOS社製金属3Dプリンタを駆使したダイカスト金型用コアピン・入子の製作技術と造形事例及び今後の展開

潟Lャステック

生産技術課

3DPエキスパート

  

   細渕 夏未  

    

  10月23日 14:10〜15:10

 

2018年6月に金属3Dプリンタ(EOS M290)を導入し、ダイカスト金型用の3D積層入子製造の内製化を行っております。2022年6月にはアジア圏のユーザとしては初となるEOS M300-4を導入し、造形速度の向上及び造形サイズの拡大により幅広い種類の入子をより競争力ある価格にて製造できるようになりました。
弊社では、造形から仕上げ加工まで一貫して製造を行えることが強みであり、長年培ってきた切削加工技術と新しい技術である3Dブリンタをうまく融合し、お客様に満足いただけるような製品の製造を行っております。
現在では主にマルエージング鋼を使用しておりますが、熱伝導率の悪さや輸出規制による海外展開の難しさから、SKD系の熱間工具鋼を使用した3D積層入子の外販を視野に、協力企業様と技術開発を進めております。
今回のセミナーではこれら3D積層品の製作技術や造形事案のご紹介と新材料等の技術開発のご紹介をいたします。

   

  1.3Dプリンタの導入経緯

  2.3Dプリンタを使用した製品製作技術の紹介

      (1) ハイブリッド造形法とは?

      (2) 製作事例

      (3) 課題

  3.社内での取り組み

      (1) SKD系材料の製品化に向けて

      (2) 穴の面粗度の改善

  4.今後の展開

            〈質疑応答〉

       

EOS社製金属3Dプリンタを駆使したダイカスト金型の製作技術と造形事例及び今後の展開

J・3D

営業部

部長

 

   高田

 

  10月23日 15:20〜17:00

 

2013年頃から金属3Dプリンタが脚光を浴び「第3の産業革命」とまで言われ、新たなモノづくりがはじまる予感を感じさせた。展示会に出展すれば人が群がり、セミナー開催すればいつも満員御礼。イノペーションが起きると誰もが考え、危機感まで感じたでしょう。
それからもうすぐ10年の時が経とうとしているが、いまだに日本での金属3Dプリンタマーケットの成長は世界と比べてあまりにもゆっくりで慎重。それは日本従来工法の高度な加工技術のせいなのか、日本人の秘密主義のせいなのか、安全や保障について慎重になりすぎているのか、10年でこの技術の取り組みに世界との差は更にひろがりつつあると感じる。
一方でアメリカ、ヨーロッパ、中国などはすでに金属3Dプリンタによるモノづくりマーケットが成長し日本の市場を席捲しようとしている雰囲気さえある。
その環境下で当初はなかなかトライしていただけなかった金属3Dプリンタを用いた3D冷却水管を配置した金型部品がようやく実績を認められ大手ダイカスターや成形メーカーで注目を集めている。
今回は金属3Dプリンタを用いた金属部品製作の現状を中心に現在の金属3D造形についての取り組みをお話しさせて頂くが、日本の新たなモノづくりの第1歩となることを願い、誠意を込めてご説明いたします。

 

  1.積層造形について

      (1) 呼称・造形方式の分類

      (2) 造形方式の分類   (3) 積層造形の仕組み

  2.金属粉末積層造形について

      (1) 造形イメージ   (2) マテリアルデータ

  3.造形ルールについて

      (1) サポート材ルール   (2) サポート材除去作業

  4.3D冷却金型部品の製作技術

      (1) 金型冷却・3次元水管とは (4) 3D冷却水管、ハイブリッド造形のメリット

      (2) 一体造形の製作工程     (5) ハイブリッド造形の不安

      (3) ハイブリッド造形の製作工程  (6) ハイブリッド造形の注意点

  5.他適応事例のご紹介

      (1) 試作部品(軽量化・工期短縮)  (3) リバースエンジニアリング

      (2) 一体化(工期短縮・コストダウン)   

  6.金属造形のメリット・デメリット

      (1) コスト  (2) 再現性  (3) 追加工

  7.今後の展開

      (1) 独自のノウハウの構築

      (2) パラメータ開発   (3) 医療産業への参入

            〈質疑応答〉

 


【主催】日本技術情報センター TEL 03-5790-9775  ホームページ http://www.j-tic.co.jp  〔2024年開催〕

吉田 賢が始めた翁のブログ⇒ https://takashi-jtic.seesaa.net/
〔 金属・セラミックス3Dプリンタ、アルミ合金、金型、製造業DX、IoT、AI、リバースエンジニアリング・検査等を記しています


 

 【特別割引】

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当割引は受講ご本人のみの割引です。 他の方が代理での受講はお受け致しかねます。

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