Zoomオンラインセミナー (半日コース)

※受講者の方のパソコン、タブレット、スマホからご参加できます。 質問時間もあります。
(お送りしますZoomミーティングURLをクリックしていただくだけで簡単に視聴が可能です)


3D積層造形に優れた新銅材料が開発され、金属3Dプリンタを駆使した部品試作・製造が活発化!!

純銅・銅合金用いた金属3Dプリンタによる
銅部品造形技術活用事例及び展開

《 レーザ吸収率を高めたAM用純銅・銅合金粉末が開発され、今迄不可能な金属3Dプリンタでの部品造形を実現 》
《 先進ユーザのティーケーエンジニアリング、ODEC、ファソテックにみる金属3Dプリンタによる銅部品の造形事例 》
《 金属3Dプリンタによる複雑形状一体造形、ハイブリッド造形で高品質・低コスト部品を短時間に開発・試作・製造 》

  
 

【 今迄困難だった銅材料による革新的部品の創出、部品点数の大幅削減、軽量化、短時間・低コスト製造を実現 】

金属3Dプリンタの一体造形で加熱コイルの最弱部のろう付けを無くし、コイル寿命の安定・向上、短期製作を図る

異種金属、機械加工部品との組み合わせによるハイブッド造形で、コストの低減、製作期間の短縮を実現した事例

トポロジー最適化で同定された形状を金属3Dプリンタで造形し焼入れ。高周波焼入れ用加熱コイルの開発に活用

加熱コイル、コネクタ、熱交換器、ヒートシンク等の熱伝導性、導電性が必要な複雑形状部品を短期開発・試作・製造

※金属3Dプリンタを活用した銅部品の短期開発・試作・製造をご検討、ご興味・ご関心の初心者の方にわかり易く解説




       

■日時 10月3日(金)    ■受講料1名につき 19,000円   Zoomオンラインセミナー 〔2025年開催〕

        13:00〜17:00      テキスト含む、消費税込み)     ※受講者の方のPC、タブレット、スマホからご参加できます

金属3Dプリンタ用純銅・銅合金粉末の開発動向と銅部品造形技術・事例及び今後の展開

福田金属箔粉工業株式会社

研究開発部

試作研究G主務

 

   杉谷 雄史  

 

  10月3日 13:00〜13:50

 

銅および銅合金はAdditive Manufacturing(AM)技術の中では他の合金種に比べ開発が遅れている金属種です。特に純銅の造形はレーザー光の高い反射率により高出力のIRレーザーが必要となります。近年のAM装置の技術開発によって、レーザーの高出力化や反射率を抑えることのできるグリーンレーザー、ブルーレーザーを搭載した装置の出現などによって銅および銅合金の積層造形の検討が増えつつあります。また、AMの急冷凝固プロセスは、これまでの従来法では得られない特有の組織を形成することで機械的特性の向上などが期待され、弊社ではAM用の銅および銅合金粉末をラインナップしております。
本講演では、AM用の銅および銅合金粉末に求められる粉末特性や保管方法、銅合金造形体の試作で見られた組織や特性について皆様にご説明させていただきます。

      

  1.AM用銅および銅合金粉末に求められる特性

      (1) AM装置の粉末の動きと流動性

      (2) 金属粉末の特性と造形への影響

  2.純銅の積層造形について

      (1) 純銅の造形がなぜ難しいのか?

      (2) 銅の特性

  3.銅合金の積層造形事例

      (1) Cu-Cr-Ag合金の造形

      (2) Cu-Ni-Si合金の造形

      (3) Cu-Al合金の造形

  4.銅および銅合金の課題と今後の展開

            〈質疑応答〉                 

 

マークフォージド社製金属3Dプリンタの開発動向と純銅を用いた銅部品の造形技術・事例及び今後の展開

潟tァソテック
ソリューション本部A Sales Gr

シニアコンサルタント
      

   小西 健彦

  

  10月3日 14:00〜14:50

 

革新的なMIM方式のMarkforged社製金属3Dプリンタ「Metal X」に期待の材料「純銅」がリリースされました。
3Dプリンタで、純銅特有の高い電気伝導性と熱伝導性を備えた複雑な部品を簡単に製造することが可能になります。
設備コスト、部品コストを大幅に軽減し、部品製造装置として適用分野を一気に拡大する革新的な「Metal X」の新技術と製造プロセス、新材料「純銅」の活用分野について解説します。

   

  1.AM(Additive Manufacturing)利用分野

  2.金属3Dプリンタへの大きな期待と課題

  3.Markforged社のご紹介

  4.世界初、フィラメント使用の安全な金属造形新技術 ADAM

    (Atomic Diffusion Additive Manufacturing)

  5.衝撃的なコストイノベーション

  6.期待される適用分野の拡大

  7.純銅材料と純銅部品造形技術・事例

            〈質疑応答〉 

 

銅合金を用いた3Dシステムズ社製金属3Dプリンタによる銅部品造形技術と活用事例及び今後の展開

鰍nDEC

AM事業部
グループリーダー
      

   竹越

  

  10月3日 15:00〜15:50

  

一般的にAM(金属積層)造形において、銅合金粉末は造形が難しい材質として知られています。材料価格や造形仕上がりなど、様々な課題は存在しますが、銅合金でのAM(金属積層)が実現できれば、ヒートシンクや水冷機構部品、銅コイルなど高い導伝性が求められるアプリケーションへのAM適用に期待ができます。
ODEC社は、AMのサービスビューローでありながら、「二次加工(機械加工)まで一貫対応できる」という特長を持った、数少ない企業の一社です。3Dsystems社の金属3Dプリンターを保有し、造形ノウハウの蓄積及び銅合金粉末のAM造形に取り組んでまいりました。
このような開発に至った経緯や、結果として実現できたこと、また今後の課題などを、失敗事例などを交えながら、皆様にご説明させていただければと思います。

      

  1.AM(金属積層)を始めた経緯

  2.PBF法によるAM造形のメリット・デメリット

      (1) AM(金属積層)造形方式の分類

      (2) PBF法のメリット・デメリット

  3.3Dsystems社製ProXDMP200の能力

      (1) ProXDMP200の特長

      (2) 造形可能な金属粉末材料

  4.銅合金粉末の材料(パラメータ)開発へのチャレンジ  

      (1) 材料開発にチャレンジした経緯

      (2) 材料(パラメータ)開発とは

      (3) 独自パラメータ開発により実現できたこと
  5.銅合金で実現するAMアプリケーション例

  6.銅合金のAM造形における課題と今後の展開

            〈質疑応答〉                 

 

銅合金をたSLMソリューションズ社製金属Dプリンによる部品造形技術と活用事例及び今後の展開

  

ティーケーエンジニアリング

常務取締役

  

   合屋 純一

    

  10月3日 16:00〜17:00

       

2018年より金属3Dプリンターでの高周波熱処理用の加熱コイルの造形を目指して開発をスタートし、2020年7月に金属3Dプリンターを導入した。
高周波熱処理用の加熱コイルは「銅」でできています。SLM方式においての銅系材料は、一般にその反射率の高さと熱伝導率の高さから入熱が阻害され、造形が難しいとされているが、「緻密な造形」、「面粗度の確保」、「アンダーカット形状への適用」、等が可能な造形パラメータの開発を行い、更に進化を続けています。加熱コイルを金属3Dプリンターで一体造形で製作することにより、加熱コイルの最弱部である「ろう付け」を無くし、コイル寿命の安定・向上が可能となり、熱処理工程の高効率化に繋がる。更に、製作期間の短縮、設計自由度の向上が可能となっている。
現在では、SLM280PSを2台所有しており、加熱コイルに留まらず各種銅製品の受託造形を行っております。
以上の内容につきまして詳細に解説いたします。

    

  1.金属3Dプリンターの導入経緯

  2.開発技術のポイント

  3.3Dプリンター造形コイルの優位性

      ―コイルの品質安定・向上、製作期間短縮、設計自由度向上
  4.3Dプリンター造形コイルの品質

  5.3Dプリンター造形コイルを用いて高周波焼入れした製品の品質

  6.造形事例(ハイブリッド造形含む)

      (1) 造形品・事例(移動焼入コイル、外径定置焼入コイル、内径焼入コイル等)

      (2) 造形品・事例(異種金属、機械加工部品と組み合わせたハイブリッド造形)

  7.「トポロジー最適化+積層造形」の加熱コイルへの適用

            〈質疑応答〉 

       

 

【主催】日本技術情報センター TEL 03-5790-9775  ホームページ http://www.j-tic.co.jp  〔2025年開催〕

吉田 賢が始めた翁のブログ⇒ https://takashi-jtic.seesaa.net/

金属・セラミックス・樹脂3Dプリンタ、アルミ・銅・大型部品の3D造形、ダイカスト/プラスチック金型、部品軽量化等


 【特別割引】
  ※2名様以上同時にお申込みの場合は、二人目の方から受講料を3,000円割引16,000円にて
   お受け致します。

   

※お一人で下記のセミナーも同時にお申込みの方は、受講料,000円割引にてお受け致します。

当割引は受講ご本人のみの割引です。 他の方が代理での受講はお受け致しかねます。

樹脂・金属3Dプリンタを駆使した大型部品・大物製品の造形技術と製造事例 〔Zoomセミナー〕 (9/10)
先進ユーザにみる金属3Dプリンタによるプラスチック金型の低コスト・高品質製作〔Zoomセミナー〕(9/18)
技術革新進むセラミックス3Dプリンタ/材料の開発動向と部品造形技術、製品例〔Zoomセミナー〕(9/26)
金属3Dプリンタ/アルミ合金粉末を駆使したアルミニウム部品の造形技術・事例〔Zoomセミナー〕(10/23)
軽量材料・技術を駆使し更なる部品軽量化目指す3Dプリンタによる造形事例 〔Zoomセミナー〕(10/28)

       

セミナーのお申込みは、弊社 ホームページお申込み方法からお願い致します。

企画・セミナー統括責任者:吉田 賢 <ご質問、お気づきの点がございましたら、お気軽にお問い合わせください>