商品開発・デザイン、設計・試作・製品検査・品質管理・製造（切削・Additive）など、リバースエンジニアリング技術をうまく取り入れることで、工数短縮・業務効率アップ・作業の単純化・品質向上につながっているケースが多くあります。
近年では３Ｄスキャナのバリエーションが広がり（低価格、高機能、高精度）もあり、規模の大中小の区別なく多くの企業様が実業務に活かせる技術となっています。
本セミナーでは、リバースエンジニアリング技術の変遷から適用範囲、最新テクノロジーまで基礎的な内容を入口とした従来のリバースモデリング技術、そしてシーメンスソフトウェアの新技術、「コンバージェントモデリング、高精度リフィット技術」についてご紹介いたします。

株式会社ソプラ・クリエーションは「次世代モノづくりを実現するパートナー」をテーマに、次世代モノづくりのパイオニアとして活動しております。
当社は、ポータブル３次元測定器や３Ｄスキャナを活用した受託測定事業、計測機器及びソフトウェアの販売事業、３Ｄプリント造形事業、主にこの３つの事業を展開しております。
受託測定事業では、２０２０年にＨexagon社のアーム式３次元測定器、２０２３年にＳＣＡＮＴＥＣＨ社の３Ｄスキャナを４機種導入し、様々なニーズに対応できる体制を整えております。
単にお仕事を請け負うのではなく、お客様の課題を解決する事を念頭に、３次元測定技術に精通するエンジニアがコンサルティングも兼ねたお客様に寄り添った提案営業を強みとしております。
本セミナーでは、３Ｄスキャナの基礎知識から、取得した点群・メッシュデータの活用方法など、様々な経験やノウハウを元に実務における活用例をご紹介いたします。

ものづくりにおける寸法・形状検査には三次元測定機や二次元測定機、スモールツール等の伝統的な手法が長年用いられてきましたが、近年、欧米や中国では３Ｄスキャナを併用して検査の効率化を図っています。
一方、日本では３Ｄスキャナが品質保証としての最終検査に使用されている事例は非常に少なく、補助的な活用にとどまっています。
当社は日本における３Ｄスキャナの普及促進のためのサービス（受託・販売・教育）を提供しており、その中で様々な活用事例を経験してまいりました。寸法・形状検査はもちろん、取得した点群データを使ってどのようなことができるのか、事例を詳しくご紹介します。